エームサービス（山村俊夫社長）が、家庭向けのレシピ本『1日130万食！ を支える栄養士のおうちごはん』と『アスリートのための朝食術』を発行した。同社が給食事業で培った、栄養バランスとおいしさを両立するノウハウを家庭で手軽に作れるアレンジレシピとしてまとめたもの。

『栄養士のおうちごはん』はエームサービスの栄養士と、テレビでも活躍する料理研究家の浜内千波氏との共著で、受託施設で実際に提供しているメニューの中から人気メニューや健康的なものを厳選し、家庭で作りやすいようレシピを見直した。すべてのレシピには考案した栄養士からのワンポイントアドバイスが掲載されているほか、評判の社員食堂のルポや食に関するコラムも多数掲載している。

『アスリートのための朝食術』は早稲田大学スポーツ栄養研究所との共著で、同研究所所長の田口素子教授が監修。エームサービスは2013年から同研究所に共同研究者として参画しており、その成果をアスリート向けの朝食をテーマとしてまとめた。体づくりに必要な栄養を踏まえたうえでコンビニなどでも手に入る身近な食材や電子レンジの活用に触れ、時間がない朝に一人暮らしでも、料理が苦手な人でも作れる「時短簡単レシピ」を紹介している。