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三井物産と三井不動産の「Otemachi One」竣工
5月7日に物産本社移転、商業施設開業は5月12日

三友新聞 2020年3月12日号 より]

三井物産(安永竜夫社長)と三井不動産(菰田正信社長)が東京・大手町一丁目で手掛ける大型複合施設「Otemachi One」が2月23日に竣工した。敷地面積約2万900m²の開発は大手町最大級。三井物産本社が入る地上160mの「三井物産ビル」と、地上200mの複合施設「Otemachi Oneタワー」の2棟が建つ。

皇居の森を望む三井物産ビル(右)とOtemachi Oneタワー(左)

三井物産ビルは地上31階、地下5階で、中層以上に三井物産本社が移転し、5月7日から営業を開始する。Otemachi Oneタワーは地上40階、地下5階。中層から上層はオフィスフロアとなる。

両ビルの低層部は連結しており、5月12日に開業する地下2階から地上1階の商業エリア「Otemachi One Avenue」には、飲食店、物販、クリニック、三井住友銀行の支店など約30店舗が出店。地下1階と地下2階は吹き抜けとして開放感を演出し、店舗の空席状況や待ち時間の目安を電子看板で伝える。

地下階を吹き抜けとしたOtemachi One Avenue

三井物産ビル3階では、大規模な会議や発表会、音楽ライブの利用を想定した「大手町三井ホール」が5月15日に開業。約700m²のホールと約380m²のホワイエを構え、高さ7mのガラス壁から眼下の緑地を見渡せる。

Otemachi Oneタワーの34階から39階には「フォーシーズンズホテル東京大手町」が7月1日に開業。都心の眺望とともに世界最高水準のサービスを提供する。

多彩なイベントに対応する大手町三井ホール

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