会員会社ニュース

静岡県で75MWのバイオマス発電所受注
東洋エンジニアリングが共同企業体で

三友新聞 2019年12月12日号 より]

東洋エンジニアリング(永松治夫社長)と日鉄エンジニアリングは共同企業体を通じ、御前崎港バイオマスエナジー社が静岡県御前崎市と牧之原市に計画する75MWの木質バイオマス発電所建設プロジェクトを受注した。2023年完成予定。

木質ペレットと、パーム椰子の油生産工程で廃棄される核殻を燃料とするバイオマス専焼発電所を建設する。タービンを回す動力として循環した蒸気をボイラーで再加熱し、再度蒸気タービンへ通気させることで高い発電効率を実現する「再熱方式」を採用。東洋エンジニアリングと日鉄エンジニアリングの共同企業体は、発電設備一式の設計、機器資材調達、建設工事、試運転までのEPC業務を一括で請け負った。

東洋エンジニアリングと日鉄エンジニアリングは、2017年12月の包括連携契約締結以降、幅広い領域で協業を進めている。

他の記事も読む