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銀座の本社ロビーでクラシックの無料公演
王子ホールディングスが初開催

三友新聞 2019年12月12日号 より]

王子ホールディングス(加来正年社長)は11月29日、東京・銀座の本社で、傘下の王子ホールとともに入場無料の「王子ロビーコンサート@銀座」を初開催した。銀座の地域住民や近隣オフィスワーカーを対象に、ランチタイムに気軽にクラシックを楽しんでもらうことが目的。年度内に合計3回の開催を予定している。

第1回公演の当日は、2017年の第86回日本音楽コンクールバイオリン部門第1位をはじめ、多数の受賞歴を持つ大関万結さんが出演。バッハ「シャコンヌ」とエルンスト「夏の名残の薔薇」のほか、会場のアンコールに応えてバッハ「ガヴォット」を演奏した。

演奏した大関万結さん

会場には、王子HD社員を含めた多数の観客が来場。大関さんが奏でる美しい旋律に聴き入り、演奏後には割れんばかりの拍手が送られた。

第2回は1月27日にチェロの伊東裕さん、第3回は3月31日にバイオリンの小林壱成さんを招いて開催。いずれも会場は王子HD本社1階ロビーで、開演は12時15分を予定している。

会場となった王子HD本社1階ロビー

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