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三井物産新本社ビルは2020年2月竣工
街区名称を「Otemachi One」に決定

三友新聞 2019年11月7日号 より]

三井物産(安永竜夫社長)と三井不動産(菰田正信社長)は、東京・大手町の大規模複合開発の街区名称を「Otemachi One」に決定した。三井物産の新本社「三井物産ビル」と「Otemachi Oneタワー」の2棟で構成。2020年2月に竣工させる。

計画地は三井物産本社ビルや三井不動産の大手町1丁目三井ビルなどがあった皇居に面する大手町1丁目2番街区。敷地面積2万900m²、延床面積36万m²に及ぶ大規模複合開発で、総事業費は約1,700億円。

Otemachi One外観イメージ

三井物産ビルは地上31階、高さ160m。三井物産本社のほか、一部はテナントに貸し出す。低層は多目的ホールの「大手町三井ホール」とし、大小8つのカンファレンスを設ける。Otemachi Oneタワーは地上39階、高さ200m。基準階面積約3,700m²のオフィスのほか、高層には193室の「フォーシーズンズホテル東京大手町」、低層には約30店舗の商業施設「Otemachi One Avenue」が開業。皇居ランに便利なランニングステーションやオフィスワーカーの専用食堂、フィットネスジム、託児所、医療モール、仮眠室なども充実させる。

オフィスの入居及び商業施設は来年5月から、フォーシーズンズは来年7月から営業を開始する。

Otemachi One街区構成図

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