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契約実務のデジタル化進める新会社設立
SMBCグループと弁護士ドットコム

三友新聞 2019年10月10日号 より]

三井住友フィナンシャルグループ(太田純執行役社長グループCEO、SMBCグループ)は、契約実務のデジタル化を推進する。弁護士ドットコムと共同で、契約プラットフォーム事業を提供するSMBCクラウドサイン(三嶋英城社長)を、10月1日に設立した。

各種契約手続の実務で残る、「文書を印刷・製本して署名・捺印により契約締結を行い、紙の契約書原本を保管する」といった従来型の商慣習のデジタル化を図る。

SMBCクラウドサインでは、一連の契約プロセスを「作成」「締結」「保管」「履行」に分類し、各フェーズでデジタル化による利便性の高い機能を提供する。また、機能をシームレスにつなぎ、ワンストップで提供するプラットフォームの構築を目指す。

まずはオンライン上で契約の「締結」「保管」が可能となるクラウド型電子契約サービス「SMBCクラウドサイン」の提供から開始。その後、「作成」「履行」領域にサービスの拡大・進化を図り、従来の金融領域に留まらない新たな価値の提供を図る。

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