会員会社ニュース

三井住友建設が水上太陽光発電運営
香川2カ所目、自社開発システムで

三友新聞 2019年8月29日号 より]

三井住友建設(新井英雄社長)は、自社開発した水上太陽光発電用フロートシステム「PuKaTTo」を使用した太陽光発電所運営事業に着手した。「平木尾池水上太陽光発電所」(香川県木田郡三木町)に続く、水上太陽光発電所運営事業となる。

三木町の農業用ため池を利用して、水上太陽光発電用フロート約9,400枚(パネル設置面積約2万8,600m²)を設置し、出力2,822kWの水上太陽光発電所を建設する。年間発電量は約330万kWhを見込んでおり、固定価格買取制度(FIT)を活用して全量を売電する。

「PuKaTTo」使用の完成イメージ

水上太陽光発電への取り組みは、2014年に香川県農政水産部農村整備課から委託された、フロートを用いたため池での実証実験から始まった。2015年には水上太陽光発電用フロートを自社開発して販売開始。2017年に海外でのフロートシステム販売強化に向け、台湾に現地法人を設立。これまで国内5件(施工中1件)、海外3件(台湾2件)の採用実績がある。

他の記事も読む