サッポロビール（髙島英也社長）は7月5日、東京・銀座に黒ラベルの専門店「黒ラベルTHE BAR」をオープンさせた。「完璧な黒ラベル」が味わえる通年型のアンテナショップとして黒ラベルブランドを広くPRする。

ドリンクは「パーフェクト」「ファースト」「ハイブリッド」の3種類の黒ラベルのみ。価格は全て420mlグラスで500円。

「パーフェクト」はビールと泡が別々に出る「二口カラン」を使用。ビールと泡を7対3の黄金比率で注ぎ分けた後、表面の粗い泡を泡切りし、グラスについた泡を洗い落してから提供する。

「ファースト」は昭和の頃に使用された「スイングカラン」を復活させた。通常のカランよりも4〜5倍の速さで一気にビールが注がれるため、余分な炭酸が抜けてすっきりとした爽快感が味わえる。

「ハイブリッド」は「二口カラン」と「スイングカラン」を併用した柔らかいのど越し。

グラスは1日1回のみの使用とし、洗浄後のグラスは拭かずに丸一日自然乾燥させる。黒ラベルは通常の20L樽を2日間かけて冷やし、1日静置したものを使う。　

ビールは原則1名2杯まで。席数は立食のみでカウンターとテーブル合わせて30席。

つまみはソーセージやスモークナッツなどのほか、銀座料飲組合が提供する逸品を月替わりで提供する。7月はとんかつの名店・銀座梅林が監修した「銀座サンド」。

営業時間は午前11時半から午後10時、日曜・祝日は午後9時まで。

黒ラベル THE BAR