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三井化学が物流環境負荷低減で表彰
専用ラックで陸送から海上輸送へシフト

三友新聞 2019年7月4日号 より]

三井化学(淡輪敏社長)と山九は、一般社団法人日本物流団体連合会から、物流環境負荷軽減技術開発賞を受賞した。フレコン(合成樹脂)の内航船へのモーダルシフト及び積載効率向上による環境対策が評価されたもの。

両社は、千葉県から広島県への500kgのフレコンの輸送を、従来はトラックのみで行っていたが、フレコンは2段積みができないため、12tトラックに8t分を平置きしており、積載効率が悪いという課題があった。

その課題を解決するため、実用新案を取得した特殊なキューブコンテナと専用ラックを制作。内航船による海上輸送へのモーダルシフトを実行した。フレコンの2段積みを可能として積載効率を向上させ、CO₂排出量の削減、ドライバーの省力化を実現した。

専用ラックの利用により2段積みが可能に

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