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サッポロが「ほっとけないどう」開始
北海道の起業家を飲んで応援

三友新聞 2019年6月13日号 より]

サッポロビール(髙島英也社長)はこのほど、北海道のベンチャー事業や起業家を応援し、活動資金を集める「ほっとけないどう」をスタートさせた。「乾杯ファンディング」と名付けた手法で、飲まれたビールの量に応じて寄付金を募る。

毎月、挑戦者を募集し、プレゼンテーション審査などを経て、2〜3名を選抜。札幌市中央区に設けた「ほっとけないバー」などで事業内容を紹介した上で、来店客は応援したい事業を選びビールを飲む。売上高の半分が挑戦者に寄付される仕組み。

ファンディング期間は1カ月。毎月、挑戦者を選抜し、年間で12回行う。ビールの価格は600円から800円程度。東京にも期間限定の「出張ほっとけないバー」を出店し、店舗ではトークイベントなども開催する。

6月6日に都内で開かれた発表会では第1回の挑戦者が紹介され、「北海道産の無添加ベビーフード」「厚真町でのモビリティプロジェクト」「アレルギー対応の菓子専門店」を目指す3名が名乗りを上げた。

また、当日は北海道出身のお笑い芸人・とにかく明るい安村さんが出席し、「ほっとけないどう」のPRを行った。

発表会で「北海道にあるある話」を披露した安村さん

「ほっとけないどう」公式ページ

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