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三井住友海上・道下選手が東京パラ内定
視覚障害マラソン世界選手権優勝で

三友新聞 2019年5月16日号 より]

三井住友海上(原典之社長)に所属するパラアスリートの道下美里選手(42)が、東京パラリンピック・女子視覚障害マラソン代表に内定した。4月28日に英国・ロンドンで開催された「2019ワールドパラアスレチックス マラソン世界選手権・視覚障害女子の部」優勝による。

ゴールし、伴走者と喜びを分かち合う道下選手(写真:AP/アフロ)

世界選手権で道下選手は、重度弱視に分類される「T12」クラスに出場。3時間6分18秒で優勝した。同大会は東京パラリンピック選考大会の一つに規定されており、道下選手の優勝によって日本は視覚障害マラソンの出場枠を一つ獲得。また、道下選手自身が推薦順位の1位となり、出場内定となった。

道下選手は2016年のリオパラリンピックで銀メダルを獲得。現世界記録保持者(2時間56分14秒、2017年)でもあり、東京パラリンピックでも期待がかかる。

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