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JA三井リースが「助太刀」に出資
建設現場と職人をマッチング

三友新聞 2019年5月9日号 より]

JA三井リース(古谷周三社長)は、建設現場と職人をつなぐマッチングアプリ「助太刀」を運営する(株)助太刀に出資した。出資額は非公表。

建設業は就業者数に比べ、現場への職人手配ではITを活用した効率化が進んでおらず、不安定な雇用環境の改善が課題となっている。

助太刀は、アプリで課題を解消し、建設業従事者のプラットフォームとなることを目指すベンチャー企業。JA三井リースは同社が進めるビジネスの将来性と社会性に期待し出資を決定した。資金提供のほか、ファイナンス機能やノウハウも提供し、事業連携を進める。

助太刀アプリは職人と現場のマッチングに加え、その日の工事代金をその日に受け取れる即日受取サービス「助太刀ペイ」も展開しており、多くのユーザーを獲得している。

助太刀はサッカー・本田圭佑選手が代表を務めるKSKエンジェルファンドによる資金調達や伊藤忠系などへの第三者割当増資を実施するなど、将来性が有望視されている。

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