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「健康社食サービス」実証実験で成果
エームサービスが三井物産社食で実施

三友新聞 2019年5月9日号 より]

エームサービス(山村俊夫社長)は、昨年10月から三井物産(安永竜夫社長)の社員食堂で実施していた「健康社食サービス」の実証実験結果を公表し、健康増進効果の有意性を示した。

エームと(株)おいしい健康が共同開発したスマートフォン向けの「健康社食アプリ」を使用した実証実験で、アプリは個人の健康診断データをもとに社員食堂のメニューからおすすめを提案するほか、食事・体重・飲酒などの履歴管理、社員食堂からのイベント情報提供などの機能を持つ。

今回の実証実験では、昨年10月から3カ月間、三井物産の社員約120名が健康社食アプリを使用。そのうち12名は、エームに所属する管理栄養士・栄養士による栄養指導プログラム「健康社食コーチ」を受けた。

実証実験結果として、参加者の89%が「健康への関心が高まった」とし、79%が「具体的な行動につながった」とした。また、健康社食コーチ受講者は、プログラムへの参加前後比で平均5.4kgの体重減となるなどの効果を示した。

エームは実証実験の結果や参加者からの意見・要望を反映し、今年度中のサービス開始を計画している。

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