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企業版ふるさと納税で大臣表彰
三井E&S HDが玉野市に1億円相当寄付

三友新聞 2019年2月7日号 より]

三井E&Sホールディングス(田中孝雄社長)は、内閣府が今年度新設した「地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)に係る大臣表彰」を、寄付先の岡山県玉野市とともに受賞した。同表彰は、企業版ふるさと納税で特に顕著な功績が見られた事例に贈られるもの。

玉野市は、1917年の創業以来100年以上にわたり造船事業を継続してきた三井E&S HDゆかりの地。同市は2017年度からの3カ年事業として、市立玉野商業高校への工業系学科新設を柱に「たまの版地方創生人材育成プロジェクト」を策定していた。

三井E&S HDはこれに賛同して6,500万円を玉野市に寄付したほか、約3,500万円をかけて玉野事業場敷地内に機械実習施設を新設。合計1億円相当の支援を行うとともに、技能研修センターを高校の実習室として提供し、実習技術指導講師を派遣している。高校授業における企業内の機械実習施設の活用は日本初で、地域産業を支える人材育成に貢献している。

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