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サッポロHDが海外事業再編
米・亜・欧でブランド価値向上目指す

三友新聞 2019年1月10日号 より]

サッポロホールディングス(尾賀真城社長)は、子会社で海外事業を担うサッポロインターナショナルをサッポロビールに吸収合併させた。1月1日付。サッポロは北米やアジアで酒類事業をグローバル展開しており、海外の現地法人や子会社の体制を再編する。

北米には現地法人のサッポロUSA社のほか、近年、傘下に収めたアンカー社やスリーマン社などのビール子会社があり、このうち、サッポロUSA社とアンカー社は4月1日付で合併させる。

アジアではベトナムを拠点とし、韓国、香港、台湾、中国などへの酒類輸出事業を強化。サプライチェーンの最適化を進める。さらに今春、オランダに販売子会社を新設。欧州全域で拡販を目指す。

サッポロは再編を通じて、「北米」「アジア」「欧州」を基盤にブランド価値を向上させる考え。

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