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三井住友信託が経営承継支援を持分会社化
中小企業の事業承継M&Aを支援

三友新聞 2018年12月13日号 より]

三井住友信託銀行(橋本勝社長)は、事業承継に悩む中堅・中小企業の顧客の支援を強化するため、㈱経営承継支援との間で業務・資本提携に関する契約を締結した。経営承継支援の株式23.8%を取得し、持分法適用会社とする。

同行は提携により、事業承継M&Aニーズをもつ顧客に対して、経営承継支援と協働した支援を行う。また、事業承継M&Aを支援した顧客に対しては、三井住友信託銀行による事業承継後の資産運用の支援を行う。

「団塊の世代」にあたる中堅・中小企業経営者が70代を迎えており、後継者不足による廃業が深刻な社会問題化している。こうした状況下で想定される、親族外への事業承継(事業承継M&A)ニーズの拡大に対し、今回の業務・資本提携による相互の顧客紹介共同セミナー開催等の協働活動を推進することで対応する方針。

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