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AI搭載の警備ロボを実証
日本ユニシスが西武新宿駅で

三友新聞 2018年11月8日号 より]

日本ユニシス(平岡昭良社長)と東京都立産業技術研究センター(都産技研)、西武鉄道、監視カメラを手掛けるアースアイズは4者共同で、AIを搭載した警備ロボットの実証実験を行う。西武新宿駅構内で11月26日から5日間実施する。公共交通機関の安全性向上や駅係員の負担軽減に繋げる考え。2020年の実用化を目指す。

名称は「ペルセウスボット」。大きさは高さ1.6m、幅0.6m長さ0.9m。搭載した監視カメラや定点カメラを通じて、駅構内を巡回監視しながら自走する。

ペルセウスボット

倒れている急病人や座り込み、殴り合う喧嘩の動作、放置されている不審物などを感知し、係員の携帯端末に知らせる。

不審状況を感知した場合は対象者に話しかけることもできるほか、ロボットのインターホンを介して係員と通話することも可能。AIの学習機能を用いて、不審状況の感知精度を少しずつ向上させる。

走行試験の様子

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