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タンザニア初の立体交差点竣工
三井住友建設がODAで実施

三友新聞 2018年11月8日号 より]

三井住友建設(新井英雄社長)は、東アフリカ・タンザニアのダルエスサラーム市内での交差点立体化工事を竣工させ、9月27日に現地で開通式が行われた。

立体交差点「ムフガレ・フライオーバー」

式典にはタンザニア政府からマグフリ大統領、ムフガレ道路公社総裁、マコンダダルエスサラーム知事、日本政府から吉田雅治駐タンザニア日本大使、長瀬利雄JICAタンザニア事務所長、三井住友建設から永本芳生副社長、辻良樹常務執行役員国際支店長が出席した。

同立体交差点は、日本の政府開発援助(ODA)により実施された無償資金協力プロジェクトで、道路公社総裁の名前にちなみ「ムフガレ・フライオーバー」と命名された。ダルエスサラーム市はタンザニア最大の都市で、東アフリカの内陸諸国にとっても交通の要衝となっている。今回、同市内で最も混雑の激しいタザラ交差点を同国で初めて立体交差化。これにより交通や物流が円滑化し、同国及び近隣諸国の経済発展に広く貢献することが期待されている。

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