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青海工場に新事務所
デンカが中枢機能集約

三友新聞 2018年11月1日号 より]

デンカ(山本学社長)は、同社の主力工場である青海工場(新潟県糸魚川市)で、新総合事務所「Omi Innovation Hub」を10月25日に竣工させた。

Omi Innovation Hub

新事務所は、これまで青海工場敷地の内外に点在していた約300名のスタッフ部門を集約。現場とコミュニケーションしやすい未来型のレイアウトを採用した。青海工場のハブ(中枢)として同工場の一体的・機能的な運営を実現するとともに、部門間の連携の促進を図る。

施設内には、歴史や製品を紹介する展示スペースなど、地域に開かれたオープンスペースも設けた。近隣住民や地域の小中学生のデンカに対する理解や交流を深める。

青海工場は大正10年(1921)開設。推定埋蔵量50億tといわれる全山石灰石の黒姫山を背景に、カーバイドなどを生産している。

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