会員会社ニュース

日本橋三越本店がグランドオープン
店内刷新し接客体制を強化

三友新聞 2018年11月1日号 より]

三越伊勢丹(杉江俊彦社長)は10月24日、大規模改装を終えた日本橋三越本店をグランドオープンさせた。150億円を投じ、内装や販売員・接客サービスなどを大幅に刷新した。

隈研吾氏がデザインした本館1階

本館1階は「白く輝く森」をコンセプトに建築家・隈研吾氏がデザイン。巨大な「迎え花」はベルギーの世界的フラワーアーティストとして知られるダニエル・オスト氏が手掛けた。三越の象徴「天女像」がある中央ホールは、総合案内窓口「レセプション」にリニューアル。各階には商品に精通したコンシェルジュが常駐する「パーソナルショッピングデスク」を設けた。

コンシェルジュが要望に応えるパーソナルショッピングデスク

接客サービスでは販売員を320名に拡充。ガイドが来店目的を聞き取り、各階のコンシェルジュに繋ぐ。販売員は携帯端末で情報を共有。顧客管理システムを通じた購買履歴などから商品提案力を高める。

三越本店の昨年度の売上高は1,553億円。2020年度には1,650億円に引き上げる計画。

他の記事も読む