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「がんと就労」問題への表彰制度
三井化学・サッポロビールが受賞
[三友新聞 2018年10月25日号 より]
三井化学(淡輪敏社長)とサッポロビール(髙島英也社長)は、第1回「がんアライ宣言・アワード」でゴールドを受賞した。
同アワードは、がん治療と就労の問題に取り組む民間プロジェクト「がんアライ部」が創設した表彰制度で、がん罹患者が治療をしながらいきいきと働ける職場を構築するなど、がん罹患者の味方「アライ(ally)」と認められる優れた企業の取組みを表彰する。
三井化学は、がん検診を通常の健康診断に組み込むことで早期発見の成果を上げていることや、産業医と人事部、職場が連携し、罹患社員に適度に配慮して仕事を両立できる体制を構築していることが評価された。
サッポロビールは、がんに罹患した社員と上司向けの「治療と就労の両立支援マニュアル」の作成や、時間有給制度など柔軟な勤務制度の構築により、治療しながら就労を続けられる体制を整えていることなどが評価された。