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研究・研修施設を大規模改装
三機工業の「三機テクノセンター」

三友新聞 2018年10月25日号 より]

三機工業(長谷川勉社長)は10月11日、神奈川県大和市に「三機テクノセンター」をオープンさせた。大和事業所の再開発計画の一環として35億円を投じ、既存の「三機大和ビルA館」を改装したもの。

ロビーでは創業からの歴史を展示

建物は地上6階、地下1階、延床面積4万6,100m²。技術研究所は「R&Dセンター」に改称し、各種設備の試験・実験室を設けた。AIやICTにも注力した次世代技術の開発拠点で、企業・大学関係者などを招いた「オープンラボ方式」の自由な研究開発の場にする。

空調設備やベルトコンベアの実験室

研修施設は地下1階にある2,000m²の大空間を活用。実機を用いた研修のほか、バーチャルリアリティ(仮想現実)のゴーグルを使用し、「転落」や「挟まれ」など現場で想定される事故を体感できる。

ショールーム「テクノプラザ」は幅広い事業分野を快適性、工業技術、環境、省エネルギーの4つに分類して紹介。顧客や取引先企業に総合エンジニアリング力を伝える。

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