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三井不動産が新橋に次世代オフィスビル
顔認証でエレベーター操作

三友新聞 2018年10月11日号 より]

三井不動産(菰田正信社長)が企画・開発を手掛けた東京・新橋の次世代オフィスビル「新橋Mスクエア ブライト」が竣工した。日本初となる顔認証システムを活用したハンズフリー機能付きエレベーターや男女トイレの個数変更など、最新の技術を試験的に導入。今後は実証データを集め、さらなる効率化を目指す。

新橋Mスクエア ブライト

エレベーターは日立ビルシステムと開発。1階エレベーターホールに設置されたTVカメラの顔認証システムを通じて来館者を検知し、ボタンを押すことなく、エレベーターを呼び出せる。テナントワーカーは顔データを事前に登録しておけば指定した行先階に自動停止する。また到着予想時間の表示や、カメラの解析技術で人数を把握して効率的に運行するなど、日本初の最新エレベーター機能を取り入れている。

さらにデータ分析によるトイレ個数の最適化や調光などについて、今後、データ収集による運用改善を図り、次世代オフィスビルとして提案していく考え。

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