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岩手未利用地に太陽光発電
SMFLがリース活用のPF実施

三友新聞 2018年7月12日号 より]

三井住友ファイナンス&リース(橘正喜社長、SMFL)は、富国生命保険と、サステナジーの太陽光発電事業にリースを活用したプロジェクトファイナンス(PF)を実施する。

総事業費は約50億円、発電容量は15.6MW、年間の想定発電量は約1,450万kWh、発電事業の稼働は2020年3月の予定。

発電事業はサステナジーが出資する特別目的会社(SPC)が行い、SMFLはSPC向けに太陽光発電モジュール・架台などの発電設備一式をリースする。富国生命はリース料債権を裏付けとしてSPC向けに融資を行う。また、SMFLはPFのスキーム全体のアレンジメントも担当する。

事業用地は岩手県宮古市箱石の未利用地で、有効活用が求められていた。発電所が稼働すると一般家庭約3,000世帯分の年間使用電力量に相当し、化石燃料の代替により約7,800t/年のCO₂排出量削減効果が見込まれるという。

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