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霞が関ビル50周年点灯式
夜は「デジタル掛け軸」に・5月末まで

三友新聞 2018年4月19日号 より]

三井不動産(菰田正信社長)は4月11日、日本初の超高層ビル「霞が関ビルディング」の竣工50周年記念セレモニーを開催した。5月末までビルに幾何学模様を映し出す「デジタル掛け軸」などのイベントを実施する。

(左から)三井不動産・植田俊常務執行役員ビルディング本部長、三井不動産のテレビCMに出演する女優の蒼井優さん、デジタルアーティストの長谷川章さんの3人で行われた点灯式

イベント期間中は中央広場「霞テラス」に飲食コーナーを設置。「デジタル掛軸」を眺めながら食事を楽しめる。点灯時間は平日の午後6時から10時まで。ビルの飲食店街「霞ダイニング」の一部店舗では50周年記念の特別メニューや1時間飲み放題で980円などの割引セールも行う。

夜はビル外観に幾何学模様を映し出す(イメージ)

霞が関ビルは昭和43年(1968)に竣工。地上36階、高さ147m、延床面積15万m²の巨大ビルは、31m(百尺)の高さ制限内の建物が一般的だった当時としては画期的な建設計画で、多くの新技術が生まれた。総工費は約163億円。施工は鹿島建設・三井建設(現三井住友建設)の共同企業体、空調設備は東洋キヤリア(現新日本空調)。

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