三井のスポット
Green Park FLOOP
サステナブルな未来へ向けて
体験を通じて技術と環境を探究
「Green Park FLOOP」は、2024年6月に横浜みなとみらいにオープンした体験型施設。富士フイルムビジネスイノベーションが開設したこの場所では、複合機の技術や環境問題を体験しながらわかりやすく学ぶことができる。
子どもから大人まで、サステナブルな地球の未来を探究する場として注目されている。
体験しながら学ぶ
複合機と環境の技術
富士フイルムビジネスイノベーションが2024年6月に開設した「Green Park FLOOP」は、横浜みなとみらい事業所内に位置する無料の体験型施設だ。施設名には、富士フイルム(Fujifilm)、未来(Future)、発見(Find)の3つの「F」と、持続可能な活動へつなげる循環を意味する「Loop」が掛け合わされている。子どもから大人まで誰もが利用できるこの場所は、同社が長年取り組んできた環境問題への対応や資源循環の姿勢を、広く社会に伝えることを目的として設立された。
館内は4つの展示エリアで構成されている。「Studio」では、来場者が自分の顔を撮影し、未来の街づくりを担う架空の職業キャラクターに変身することで、未来の働き方を自分ごととして考える体験ができる。また、同社のクラウドサービスを活用し、手書きの文字をOCR技術で読み込んで、自身の好みに合わせたオリジナルの名刺を作成するワークショップも人気を集めている。続く「Technology」エリアでは、複合機が感光体という半導体を用いて印刷を行う「ゼログラフィー」の原理を、内部が見えるスケルトンモデルの複合機で実際に見ることができる。さらに、4色のトナーを重ね合わせて色を再現する体験など、身近な技術の奥深さに自ら手を動かして触れられる工夫が凝らされている。
資源循環への取組を知り
地球の未来を考える
後半の「Think」エリアでは、地球環境の課題について学び、未来に向けて何ができるかを深く考える機会を提供している。さらに「Action」エリアでは、複合機の部品リユースやプラスチックのリサイクルなど、同社が実践するCO₂削減や資源循環の具体的な取組をプロジェクションマッピング等を用いて視覚的にわかりやすく紹介。特に、重量比率で最大84%のリユース部品を使用した再生機は、新品と同等の品質や保証を保ちながら製品ライフサイクル全体のCO₂排出量は新品と比べて約5割削減しており、同社の環境に対する技術力の高さを示している。
(写真右から)企画運営を担う富士フイルムビジネスイノベーション R&D企画管理部 開発企画管理統括グループ マネジャーの上垣外直也(かみがいとなおや)さん、同部山田純江(やまだすみえ)さん、同部須藤久美子(すどうくみこ)さん
この施設は、子どもたちが主体的に学べるだけでなく、企業の顧客にとっても資源循環の進め方の参考になるなど、幅広い層から高い評価を得ている。学校の先生方からも、「総合的な学習の場として教育的価値が高い」と好評だ。企画運営担当者は「身近な行動が持続可能な社会の実現につながっていることに気づき、未来を切り開く新しいチャレンジに挑んでほしい」と期待を寄せる。
複合機の技術から環境問題まで、体験を通してわかりやすく学べる「Green Park FLOOP」。この夏、持続可能な未来に向けたヒントを探しに、ご家族やグループで、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
「Studio」エリア
「Studio」エリアは、未来で働く自分と出会うことができるバーチャル空間
今年4月には、簡単な設問に答えると、その内容から「おしごと診断」がされ、未来で働く姿を記事にしたオリジナル新聞が作れるコーナーが「Studio」エリアに新設された
申込み用紙に手書きで書いた文字をOCRで読取り、オリジナル名刺を作る体験コンテンツも人気
「Technology」エリア
「Technology」エリアのスケルトン複合機
トナーの調合による色づくりを体験できるコンテンツは、子どもも大人も楽しめる
「Think」エリア
「Think」エリアの「地球未来サミット」では、最大6名で地球の未来について意見を交わし、考えを深めることができる
「Action」エリア
「Action」エリアには、リサイクルやリユースの仕組みを理解することができるコーナーなどがある
さまざまな角度から同社の環境への取組を知ることができる
INFORMATION
Green Park FLOOP
[所在地] 神奈川県横浜市西区みなとみらい6-1
横浜みなとみらい事業所3階
[URL] https://www.fujifilm.com/fb/ja/about/initiatives/floop
[開館時間] 10:00~17:00(最終入場 16:30)
[休館日] 土日祝日、年末年始
[入館料] 無料 ※展示エリアは事前予約制(当日まで受付)、カフェは予約不要
出典:三井グループ・コミュニケーション誌『MITSUI Field』vol.71|2026 Summer より