三井のスポット

仙台うみの
水族館
新しい出会いと
発見体験型アクアリウム

2015年7月1日、宮城県仙台市にオープンした「仙台うみの杜水族館」。三陸の海を再現した大水槽、イルカやアシカのパフォーマンスをはじめ、ペンギンなどの生き物ともふれあえる東北最大級の水族館だ。三井グループ各社が携わる、この夏注目のスポットを紹介する。 「日本のうみ」ゾーン内にある幅13m、高さ6.5mの巨大水槽。マイワシの群れやマサバ、シュモクザメなど50種25,000尾が三陸の豊かな海を再現している

生き物と海の豊かさを体感

2015年7月、杜の都・仙台にオープンした「仙台うみの杜水族館」。さまざまな生命を「うみだす」海の素晴らしさを知る仙台から、人と海や川との新しいつながりを「うみだす」水族館として名付けられ、東北を中心に日本・世界の生き物たちを見て、触って、楽しむことができる、復興のシンボルとなる施設として期待されている。

水族館の魅力は、なんといっても普段見ることができない水中の様子や生き物を目の当たりにできること。同館では、世界3大漁場のひとつに数えられる三陸の海を再現した大水槽をはじめ約100基の水槽を設け、胸が弾むような多彩な景色があふれる。地元の特性を活かした、地域とともに作り上げる展示も特長のひとつ。活気ある市場や水揚げ風景などを取り入れ、三陸の海と人々との関わりが紹介されている。

東北最大級の観覧席を持つスタジアムでのイルカ・アシカのパフォーマンスや、動物たちとのふれあいも見逃せない。磯場を再現した「うみの杜ビーチ」では、実際に水に入って磯の生き物とふれあうことができ、遊び・学びの機会を提供する。

東北の新しい観光資源として

「仙台うみの杜水族館」は三井物産や仙台三越をはじめとした地元企業等が出資する仙台水族館開発が開発、設置し、八景島シーパラダイス等で知られる横浜八景島が運営を行う。また、館内の物販・飲食はエームサービス、施設の維持管理は三井物産ファシリティーズ、空調設備は新日本空調が担い、三井グループが深く関わっている。

地域の期待も大きく、初年度来場者数の見込みは100万人。観光資源として東北の経済活性化に貢献することを目指している。

仙台中心部から車で約30分、近隣には三井アウトレットパーク仙台港などの商業施設もある。今お勧めの新しい観光スポットだ。

震災復興のシンボルは
「仙台うみの杜水族館」から
仙台水族館開発 代表取締役社長
青野 良則さん

東北最大級の水族館の誕生です。仙台市民・東北の皆様への癒しと憩いの場、子ども達には三陸の海に誇りと自信を持ってもらう教育の場の提供、そして地域経済の活性化に貢献できたらと思っています。

三井物産ならではの特徴として「世界のうみ」ゾーンには「つながりギャラリー」と称して当水族館に賛同していただいたロシア、オーストラリア、ブラジル、インドネシア、モザンビーク等の在日大使よりのメッセージも展示しています。三陸の海から世界の海の生き物に親しみ、海の豊かさを知っていただければ幸いです。ぜひ、三井グループ皆様のご来館をお待ちしております。

A世界のうみ
~生き物がむすぶ世界との絆

世界最小のペンギン・フェアリーペンギン、世界で唯一淡水に生息するバイカルアザラシ、体が白と黒でシャープに色分けされたイロワケイルカなど世界各地の個性的な生き物を幅広く紹介する。

Bうみの杜スタジアム
~東北最大級のパフォーマンス

約1,000人収容できるスタンドで、イルカやアシカなど、海の動物たちによる臨場感あふれるパフォーマンスを観賞できる。

C海獣ひろば
~ペンギンやアシカとふれあえる!

「海獣ひろば」では、ペンギンやオタリア(アシカの仲間)に直接触れる「ふれあいプログラム」を実施。またペンギン水槽では、イワトビペンギンやフンボルトペンギンが透明のガラス階段を飛び跳ねる姿も見ることができる。

D生きものたちの
いのちのきらめき

1日数回、紺碧の海に銀色の光を放ちながら何万匹ものイワシの群れがひとつの塊で泳ぎ回る「Sparkling of Life」というパフォーマンスが行われる。生き物が命を育む三陸の海を再現し、神秘的で幻想的な空間を作り上げる。

E日本のうみ -東北のうみ-

豊穣の海が育む食材の宝庫

200種以上の魚が水揚げされる三陸の海を紹介。金華サバで有名なマサバの群れや夏の旬のマンボウなどの泳ぐ姿とともに、県内各地の水産業者と連携して活気ある市場や水揚げ風景などを展示する。

遊んで学ぶ小さな生命

多くの生き物がエサや隠れ家、産卵場所を求めて集まるアマモ場の生態系を再現する。また、「お絵描きアマモリウム」では、自分の描いた魚がアマモ場のスクリーンに映し出されて泳ぎ出す。

松前名物カキのワークショップ

松島湾など内湾で盛んな養殖業と、隠れ家を求めてやってくる魚たちの生態系を紹介する。また地域の水産業者と連携し、カキをテーマにしたワークショップなども行われる。

フードコート・
ミュージアムショップ

「訪れたことを誰かに話したくなる」ようなサービスを、エームサービスが提供する。フードコートでは、三陸の新鮮な食材をふんだんに使用した料理を提供し、ミュージアムショップでは、公式キャラクターの「モーリー」のグッズをはじめ、東北の伝統工芸とコラボしたオリジナル商品等を取りそろえ、楽しい思い出を持ち帰ることができる。

スポンサーシッププログラム

仙台うみの杜水族館は、地域のランドマークとしても注目度が高く、各ゾーンにスポンサーの社名、商品名を冠することのできるスポンサーシッププログラムを提案。水族館内のネームプレートや商標利用権などの各種特典を広告宣伝やプロモーション活動に活用できる。「海獣ひろば」は、三井生命がスポンサードしている。

INFORMATION

仙台うみの杜水族館

[所在地] 宮城県仙台市宮城野区中野4-6

[開館時間] 9:00-18:30(最終入館18:00)※季節により変動あり

[料金] 大人2,100円、中・高校生1,600円、小学生1,100円、幼児(4才以上)600円、シニア(65才以上)1,600円

[アクセス]
仙台東部道路 仙台港ICを出てすぐ
仙台駅から仙石線で約20分、
中野栄駅から徒歩約15分

[URL] http://www.uminomori.jp/

※上記の内容は2015年7月15日時点の情報です。
出典:三井グループ・コミュニケーション誌『MITSUI Field』vol.27|2015 Summer より

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