2010年10月に開業した「コレド室町」に続き、今年3月に「コレド室町2、3」がオープン。日本橋の歴史が宿る老舗店舗からシネマコンプレックスまで、幅広い世代が楽しめる複合商業施設として人気を集めている。

日本橋に賑わいをもたらす

オープン以来、注目のスポットとしてメディアに多数取り上げられているコレド室町2とコレド室町3。休日はもちろん、平日のお昼どきにもレストランやカフェに行列ができるなど、多くの人が訪れ、賑わいを見せる。

「三井不動産が『残しながら、蘇らせながら、創っていく』をコンセプトに進めている日本橋再生計画の一環として誕生した施設です。古き良き老舗の伝統と革新的な取り組みを両立させることで、江戸時代の日本橋の活気を再現しようとしています」とコレド室町の運営を担当する谷聡子さんは説明する。

そのため、施設だけでなく、街や通りの賑わいを目指す。「オープン期に開催した“日本橋の有名な老舗”と“コレド室町”を両方楽しめる街歩きのイベントなど、これからも街と一体となって日本橋を盛り上げ、この地に足を運んでいただく方を増やせたら」（谷さん）。

食やナイトライフも充実

コレド室町2、3の特徴は、日本橋初となるシネマコンプレックスや、日本橋ならではの「食」の新提案にある。たとえばコレド室町2のB1フロアには、「できたてを本日中に」をコンセプトにしたライブ感のある食物販ゾーンがあり、全国各地からとっておきの「うまいもん」が集まる。また、コレド室町3では、「食と暮らし」を軸にしたライフスタイルを提案する店舗が軒を連ねる。

週末には深夜4時まで営業する飲食店もあり、夜の賑わいも再現されている。「金・土曜日はシネコンもオールナイトで上映しますので、飲食店と合わせて、深夜まで楽しめる街に生まれ変わります。ぜひ、コレド室町2、3をきっかけに、日本橋の魅力を広く知っていただければと思います」（谷さん）。

※上記の内容は2014年7月15日時点の情報です。
出典：三井グループ・コミュニケーション誌『MITSUI Field』vol.23｜2014 Summer より