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三機工業がダクト施工支援ロボット開発
高所作業の安全性を向上

三友新聞 2026年4月2日号 より]

三機工業(名古屋和宏社長)は、建築設備工事における高所作業の大幅な削減が可能な「フレキシブルダクト施工支援ロボット」を開発し、試験運用を開始した。人手による高所作業を減らして安全性を向上させるとともに、作業の効率化を進める。

従来、建物の天井に空調用ダクトや制気口を取り付ける際は、高所作業車や仮設足場等を使って天井面近くに作業員を移動させて施工していた。この作業は、重量のある工具を支えながら施工物を固定する高所での上向き作業となり、さらに高層ビルでは施工箇所が1,000カ所以上にもなる。そこで今回の施工支援ロボットを独自開発し、三機工業が施工する現場で試験運用を行った結果、高所作業時間の50%以上を削減できたという。

ロボットの基本構成は、「天井に吊り元を打設する鋲打ち機構」「ダクト支持機構および昇降リフト機構」「制御機器」からなり、天井面への施工物と工具をリフトで自動昇降させ、吊り込み作業の大半を地上面で行えるようにした。これにより、作業員にとっては上向き作業を20%以上削減するなど疲労感の軽減を実現させた。

支援ロボットを用いた施工の様子

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