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シャーペンに海水由来素材
三井化学の新規複合材「NAGORI」採用

三友新聞 2026年4月2日号 より]

三井化学(市村聡社長)が開発した、海水から抽出したミネラル成分をもとに生まれた新規複合材「NAGORI」が、トンボ鉛筆のシャープペンシル「FUMI」のボディ(胴軸)に採用され、3月に発売開始した。

NAGORIは三井化学のコンパウンド技術を活用することで、海水由来のミネラル成分を最大75%配合。割れにくく成形性に優れた樹脂の特長を保ちながら、陶器や天然石のような重さや質感、熱伝導性を併せ持つ素材。シャーペンに使用することで、素焼きの陶器や石面のようなさらさらな触感が得られると共に、熱伝導率の高さからグリップに熱を溜めにくく、手汗によるべたつきが抑えられる。また陶器に近い自重があるため筆圧を補助して運筆をスムーズにする。トンボでは偶然の斑模様を意図的に残すマーブル成形を用いて、一つひとつに唯一無二の柄を持たせた。

芯径は0.5mm。3月5日から全国の文具店などで発売を始めており、希望小売価格は2,200円(税込)。

NAGORIを採用したFUMI

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