会員会社ニュース
「生誕1200年 歌仙 在原業平と伊勢物語」
三井記念美術館で2月21日から
[三友新聞 2026年1月22日号 より]
三井記念美術館は、開館20周年特別展「生誕1200年 歌仙 在原業平と伊勢物語」を2月21日に開会する。2025年に迎えた三井記念美術館の開館20周年と在原業平生誕1200年を記念した特別展の位置づけで、歌仙と称えられ、また伊勢物語の主人公として恋多き歌人の人物像で描かれた在原業平にちなむ美術品を一堂に展観する。会期は4月5日まで。
在原業平は平城天皇の孫で和歌に優れた貴公子として知られる。10世紀初頭に成立した最初の勅撰和歌集「古今和歌集」では6人の優れた歌人を「六歌仙」と称えており、業平はその一人。歌人の顕彰では「三十六歌仙」の選定もあり、今回の展覧会では重要文化財の「三十六歌仙図額 在原業平像」や、初公開となる「押絵六歌仙帖」を展示する。
「伊勢物語」は業平の和歌による歌物語。会場では俵屋宗達に連なる尾形光琳など、琳派の画家による多彩な伊勢絵を紹介するほか、菱川師宣が絵を手掛けて延宝7年(1679)に刊行された「新版伊勢物語頭書抄」や、伊勢物語をパロディ化した「仁勢物語」などの作品にもスポットを当てる。
三井記念美術館