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三井住友信託銀行福井支店が金融授業
簿記大会参加の高校生40名が参加

三友新聞 2025年6月26日号 より]

三井住友信託銀行(大山一也社長)の福井支店は6月14日、福井県立福井商業高校で高校生向けに金融授業を開いた。当日は全国の商業高校を対象とした簿記大会の県予選が行われており、出場している約40名の高校生が参加。福井支店の講師が「いま知りたい!高校生のマネー入門『お金』のトラブル回避術!」と題して18歳から成年になることに伴うトラブル事例や収支と支出を把握することの重要性などを説いた。

簿記大会は全国の商業高校を対象とした「ビジネススキルコンクール」の「簿記の部」として実施され、全商(全国商業高校)簿記実務検定から出題し、点数を競うもの。各都道府県で予選が行われた後、団体優勝校が全国大会の切符を手にする。福井支店では昼休憩を利用して金融授業を開催。黒須建幸支店長の司会の下、福井商業高校OBで簿記部に所属していた河合萌里主務が講師を務めた。

河合主務はまず、「18歳から成年になると契約を守る責任も自分自身にあり、安易に契約を交わすとトラブルに巻き込まれる」と警鐘を鳴らすとともに「絶対もうかる」「初回は500円」など詐欺の常套句を紹介。その上で「販売業者・契約条件の確認」「不安に思ったら消費者ホットラインに連絡」などの対策を示し、収支を把握して黒字化しつつ、将来に向けて貯蓄することの大切さなどを生徒たちに呼びかけて結んだ。

金融授業の様子

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