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北電エリア最大級の太陽光発電
東レが石川工場に導入
[三友新聞 2025年3月20日号 より]
東レ(大矢光雄社長)は石川工場(石川県能美市)の敷地内に、北陸電力供給エリアで最大規模の太陽光発電設備を導入する。パネル容量は約5,000kW、発電電力量は年間約6,000MWh。年間約2,800tのCO₂削減に寄与する。
北電グループの北陸電力ビズ・エナジーソリューションによる、オンサイトPPA(電力購入契約)のモデルを採用。石川工場の南東側約3万7,000m²に北電がパネルを設置・管理し、発電した電力はすべて同工場で使う。3月に設置工事を完了させ、4月から使用開始する。
東レは2050年のカーボンニュートラルを目指し、生産活動によるGHG排出削減目標として現中計では2030年に売上収益原単位50%削減を掲げ、取り組みを進めている。
石川工場は1975年に操業開始。衣料向けの長繊維や航空機・スポーツ向けの炭素繊維複合材料などを生産している。
4月から稼働する太陽光発電設備