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空コンテナ回送で物流効率化
三井倉庫、いすゞが物流環境大賞

三友新聞 2024年7月18日号 より]

三井倉庫(鳥井宏社長)といすゞロジスティクスは、一般社団法人日本物流団体連合会が主催する「第25回物流環境大賞」で特別賞を受賞した。横浜港における空コンテナの回送を効率化し、CO₂排出量とドライバーの拘束時間を削減したことが高く評価されたもの。

2社は横浜港を利用する輸入コンテナの空コンテナの一部を三井倉庫の物流施設で一時保管。空コンテナを横浜港に返却せず、そのままいすゞロジスティクスの輸出貨物用に使用することで、港へ空コンテナを取りに行く従来の作業時間を短縮させた。これにより、1コンテナあたりの年間CO₂排出量を従来比で52%減らした。輸入・輸出倉庫の位置が近いため、無理なく続けられ、港の混雑解消にも寄与する。

(右から)三井倉庫・安原賢太関東支社営業部長、いすゞロジスティクス・利根川弘一海外物流事業室室長補佐、日本物流団体連合会・真貝康一会長

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