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府中で高齢者向けパソコン・スマホ教室
三井住友信託系が4年ぶり実施

三友新聞 2023年6月29日号 より]

三井住友信託銀行系で金融機関向けシステムの開発・運用やコンサルティング業務を手掛ける三井住友トラスト・システム&サービス(井茂尊博社長、SMTSS)は6月24日、府中市の片町文化センターで高齢者向けパソコン・スマートフォン教室を開いた。当日は午前・午後と2回に分けて15名ずつ、合計30名のシニアが参加し、SMTSSの新人30名がマンツーマンで講師を務めた。

府中市日鋼町に本社があるSMTSSは地域貢献の一環として2006年から教室をスタート。コロナ禍以降は中断しており、今回4年ぶりに行われた。開会にあたり、府中警察署生活安全課から講話があり、府中市における高齢者をターゲットにした詐欺被害の件数とともに近年急増している「PCサポート詐欺」などの実例が示された。

教室が始まると新人たちが参加者と隣り合わせでレクチャーを開始。個別の事前アンケートでは「ウェブ会員に申し込みたい」「YouTube動画が見たい」「迷惑メールをなくしたい」などの要望が寄せられており、各々の要望を把握した上で、PC・スマホの使い方を熱心に指導した。

参加者からは「アプリの開き方などを教わった。普段は誰にも聞けないのでありがたい」などの声が聞かれた。

新人30人がマンツーマンで講師を務めた

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