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三井不動産が選手村跡地に「ららテラス」
2024年春開業、東京五輪の発信施設も

三友新聞 2023年4月20日号 より]

三井不動産(植田俊社長)は、東京・晴海のオリンピック選手村跡地を住宅・商業施設に再開発する「HARUMI FLAG」エリア内に、商業施設「三井ショッピングパーク ららテラス HARUMI FLAG」を開設する。2024春の開業を目指す。1階には東京五輪を振り返りスポーツの力を発信する施設として「TEAM JAPAN 2020 VILLAGE」を設置する。

建物は地下1階・地上3階。敷地面積約1万1,300m²、延床面積約1万9,800m²の広さに約40店舗を誘致する。三井住友建設(近藤重敏社長)の施工で2018年から着工しており、今年8月に竣工する予定。

「ららテラス HARUMI FLAG」の外観イメージ

1階はスーパーマーケットの「サミットストア」を核テナントとして晴海エリア最大規模の食のフロアを展開。3階には保育園を開設するほか、三井不動産グループの東京ドーム(長岡勤社長)が運営するフィットネスクラブをオープンさせる。内科、小児科、婦人科、耳鼻科の4クリニックと調剤薬局が入居する医療モールも構え、住民の健康をサポートする。

「TEAM JAPAN 2020 VILLAGE」は日本オリンピック委員会(JOC)の情報発信拠点「日本オリンピックミュージアム」(東京都新宿区)のサテライト施設として位置づける。東京五輪の聖火リレー用トーチや聖火皿を展示するほか、選手村で提供された食品安全や環境保全等を認証する「GAP認証食材」活用のレストランを開設する。

「TEAM JAPAN 2020 VILLAGE」の展示エリアイメージ

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