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三井不動産が環境債800億円発行
東京ミッドタウン八重洲向け

三友新聞 2022年7月14日号 より]

三井不動産(菰田正信社長)は800億円の環境債(グリーンボンド)を発行する。国内の不動産企業としては過去最高額で、資金は開発中の大規模複合施設・東京ミッドタウン八重洲に投じる。

三井不動産が環境債を発行するのは2019年の「日本橋室町三井タワー」向け(東京・日本橋、500億円)、2022年の「50ハドソンヤード」向け(米国ニューヨークマンハッタン、3億ドル)に続く3回目となる。

発行日は7月14日、発行年限は5年(発行額400億円、利率0.39%)、7年(同100億円、同0.514%)、10年(同300億円、同0.689%)の3種類に分ける。

全額を東京ミッドタウン八重洲への投資資金として充当する。施設にはグリーン電力を導入。テナント企業の要望に応じて専有部にも供給し、証書を発行する。

東京ミッドタウン八重洲の完成イメージ

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