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手塚作品×植物由来メニューの提供開始
エームサービスが1年間、全国の受託施設で

三友新聞 2022年6月23日号 より]

エームサービス(小谷周社長)は6月から1年間、手塚治虫氏の漫画作品とのコラボメニューを、受託運営する全国の食堂で提供していく。植物由来の原料を用いて肉や魚の風味に近づけた食材「プラントベースフード」を採用し、手塚作品をイメージしたオリジナルメニューをエームが考案。食堂利用者の一人ひとりに、食糧・環境問題を身近に感じてもらう活動として展開する。

考案メニューの1つ、「レオのガーリック白湯ラーメン」は白いスープに黒のマー油を浮かべてジャングル大帝の主人公・白ライオンのレオを表現。「レ・オ」にかけたレンコンとオクラにプラントベースのチキンをあわせた唐揚げが乗り、にんにくを効かせた食べ応えのある一品を生み出した。6月15日には新宿三井ビル3階でエームサービスが営業する飲食施設「Shinjuku KIZENBOU」で数量限定提供し、好評を博した。

レオのガーリック白湯ラーメン

Shinjuku KIZENBOUでの提供風景

ほかにもジャングル大帝では「ライヤのトマトチーズ風ラーメン」や「火山風ダブルカレー」、鉄腕アトムでは「アトムの10万馬力ベジバーグ」や「お茶の水博士のソイハムカツバーガー」などを開発済み。今後は「リボンの騎士」「ユニコ」「火の鳥」「ブラック・ジャック」といった人気作品とのコラボメニューを順次提供していく。

家畜の飼育には飼料や水、土地など多大なコストがかかっており、エームはプラントベースフード利用メニューの提供を通じた環境負荷低減に取り組んでいく。

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