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新日本空調が感染症対策で最高位賞受賞
ウイルスを不活性化させるフィルタが評価

三友新聞 2021年6月10日号 より]

新日本空調(夏井博史社長)は防災・減災に関わる取り組みを表彰する「防災・減災×サステナブル大賞」のソリューション部門で最高位のグローバル賞を受賞した。新型コロナウイルスの飛沫感染防止のために開発した「可搬式抗菌フィルタユニット」と「自立型感染防止フード」が評価された。

原子力事業における汚染物の封じ込め技術を応用したもので、患者の頭部を覆い排気を担う「感染防止フード」と細菌を捕集し、空気を清浄化する「抗菌フィルタユニット」を組み合わせて感染症の拡大を防ぐ。一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会が主催する「ジャパン・レジリエンス・アワード」でも「STOP感染症大賞」を受賞しており、感染症対策ソリューションとして注目を集めている。

「防災・減災×サステナブル大賞」は一般社団法人減災サステナブル技術協会が創設した表彰制度で、今回が1回目。レジリエンス性、サステナブル性、SDGsへの寄与などを評価し、受賞者の成果・実績を社会へ普及させることを目的とする。

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