会員会社ニュース

日本橋三井タワーに東北の情報・交流拠点
三井不動産が「わたす日本橋」を新装開店

三友新聞 2021年3月18日号 より]

三井不動産(菰田正信社長)は3月3日、東北の情報発信・交流拠点「わたす日本橋」を日本橋三井タワーの2階に移転・新装オープンさせた。東北関連の食物販や交流を促し、被災地の復興を引き続き支援する。

「わたす日本橋」は2015年にオープン。日本橋1丁目のコレド日本橋近くで東北食材を利用したメニューの提供や東北の子どもたちとの学習交流など、東北支援に6年間取り組んできた。今回、日本橋川を覆う首都高速道路の地下化工事と再開発に伴い、施設を移転。延床面積は旧施設の1.5倍となる約250m²に拡大した。

日本橋三井タワー2階に移転した「わたす日本橋」

東北産品を販売する「わたすマーケット&ギャラリー」や、東北の生産者と直接契約し東北メニューを提供する「わたすダイニング&バル」(24席)、東日本大震災の記録集など関連書籍を置く「わたすライブラリー」、最大12名が利用できる個室「わたすプライベートルーム」、大型プロジェクターとスクリーンを備えたイベント会場「わたすLOOP」の5つのエリアで構成される。

現在は物販のみ一部営業しており、飲食の提供や交流会場も含めたグランドオープン日は未定。緊急事態宣言の解除とコロナ感染状況を検討した上で、決定する。

東北産品を販売する「わたすマーケット&ギャラリー」

イベント会場「わたすLOOP」

他の記事も読む