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三井不動産が施設・住宅関連子会社再編
三井デザインテックと三井不動産リフォーム統合

三友新聞 2020年7月16日号 より]

三井不動産(菰田正信社長)は施設・住宅リフォームやインテリアデザインを手掛ける子会社を再編する。三井デザインテック(渋谷忠彦社長)と三井不動産リフォーム(井上徹社長)を10月1日付で統合し、グループの相乗効果を高める。社名は三井デザインテック。新社長には同社の檜木田敦専務取締役、会長には三井不動産リフォームの井上社長が就く。

統合の理由について三井不動産は、「空間デザイン・リフォーム・リニューアルの領域で両社の強みを融合させる」とし、新会社は三井デザインテックが担う施設の内装やインテリアデザインと、三井不動産リフォームが手掛ける個人向け住宅リフォームを継承した上で、一体的な強化を図る。

統合後の資本金は5億円、従業員は約800名。今年3月期の2社合算の売上高は547億円。新本社は当面の間、旧三井デザインテックが本社を置く港区芝のNBF芝公園ビルとし、新宿三井ビルにある三井不動産リフォーム本社などの各拠点も維持する。

来年度には東京・銀座の「銀座6丁目スクエア」に新本社を構え、両社を移転・集約させる。社員間のコミュニケーションを加速させるとともに、相乗効果を高める環境を整備する。企業ロゴは旧三井デザインテックの「D」マークから三井不動産グループの「&」マークに改める。

三井デザインテックの新企業ロゴ

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