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サッポロビールが消費者企画ビール商品化
第1弾で3種を700セット限定販売

三友新聞 2019年9月26日号 より]

サッポロビール(髙島英也社長)は一般消費者などが企画したオリジナルビールを商品化する新ブランド「HOPPIN’ GARAGE」の第1弾を発表した。昨秋、ホームページを開設し、一般消費者やサッポロビールが選出した起業家などから新商品の企画やアイデアを募集。約200件の応募の中から11種類を試作醸造し、「もぐもぐして探検するハニー」「婚姻のグレジュビール」「佐世保スイングエール」の商品化が実現した。

「もぐもぐ」はグルメアプリを手掛ける「キッチハイク」の代表・山本雅也さんの企画。北欧・ラトビアで味わったハニーエールビールにヒントを得て、厳選した蜂蜜を用い、甘く苦い味わいに仕上げた。

「婚姻」はスープ専門店「SoupStockTokyo」を展開する遠山正道さんの作品。発酵前に「秘密の果汁」を添加することで、ビールとは思えないフルーティーな香りが楽しめる。

「佐世保」を考案したのは一般公募者の森本夏実さん。一人旅で訪れた佐世保のジャズバーをイメージした。焙煎麦芽による焦がした香りがバーボンを思わせる。

9月20日からサッポロビールのネットショップ「KANPAI+」やネット通販大手のAmazonで取り扱っている。3種類とも700セットの数量限定発売。価格は350ml缶の12本入りで3,980円(送料込み・税別)。

サッポロビールでは今後も応募を継続し、優秀作を少量生産で商品化していく考え。

(左から)企画者の山本さん、遠山さん、森本さん

HOPPIN’ GARAGE
KANPAI+

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