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世界初開発の定着システムで工程短縮
三井住友建設と住友ベークライト

三友新聞 2018年11月22日号 より]

三井住友建設(新井英雄社長)と住友ベークライトは、共同でプレストレストコンクリート(PC)の緊張材として用いるアラミドFRPロッドの定着具として、新たに高強度プラスチックの定着システムを世界で初めて開発した。

住友ベークライトの高強度プラスチック技術を用いた特殊くさび構造の定着システムを共同開発し、即座の定着を可能にした。緊張作業における工程を1工程あたり3日短縮し、作業効率を向上させた。また、従来の定着システムは使い切りだったが、同システムは繰り返しの使用が可能で、環境負荷低減と低コスト化を実現する。

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