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三井物産が台湾洋上風力発電に参画
2025年までに運転開始

三友新聞 2018年8月30日号 より]

三井物産(安永竜夫社長)は、台湾で洋上風力発電に参画する。洋上風力発電を開発中のユーシャンエナジー台湾社の株式50%を、エンタープライズエナジーグループ傘下のユーシャンエナジー社から取得した。

調印する三井物産・米谷佳夫プロジェクト本部長(左)、エンタープライズエナジー・イアン・ハットンチェアマン(右)

ユーシャンエナジー台湾社は台湾の海龍洋上風力発電所を開発中で、台湾沖30~50kmの海域で出力計1,044MWの洋上風力発電所を開発・建設・運転する予定。同社は同案件の権益40%を保有しており、三井物産は今回の株式取得で権益の半分を取得する。2025年までに商業運転を開始し、同発電所からの電力は全量を台湾電力公司に売電する計画。

三井物産は伸長する洋上風力発電について、台湾以外の地域でも事業展開を検討していく考え。

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