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商業施設にAI清掃ロボット
三井不動産がダイバーシティに導入

三友新聞 2018年3月8日号 より]

三井不動産(菰田正信社長)は、筑波大学発のロボットベンチャー・サイバーダインが開発した清掃ロボットを、東京・台場の商業施設「ダイバーシティ東京 プラザ」に導入する。大型商業施設としては初の試み。AI(人工知能)技術を活用し、従来の清掃ロボットでは困難とされた複雑な空間形状にも対応できる。今後は「ららぽーと」などへの導入拡大を目指す。

清掃ロボット「CL02」

新たに開発されたのは、自律走行型の「CL02」。これまで、清掃ロボットは「吹き抜け大空間」や「曲面が複雑」などの理由から商業施設での運用が難しかったが、サイバーダインの高度なセンサー技術やAI活用により、実現した。

サイバーダインは研究開発から実装まで一貫したロボット事業を展開しており、三井不動産では警備や設備点検など、施設管理における自動化をさらに推進していく考え。

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