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高性能コンクリート開発
三井住友建設と東大・理科大

三友新聞 2018年3月1日号 より]

三井住友建設(新井英雄社長)は、東京大学大学院工学系研究科の野口貴文教授、東京理科大学理工学部の兼松学教授と共同で、持続可能性に貢献する高性能なコンクリート「サスティンクリート」を開発した。

サスティンクリートは、「超低収縮」「超低発熱」「超低炭素」「高流動」「高強度」という特徴を有しており、この5つの特徴をすべて備えたコンクリートは、これまで存在していない。ひび割れのリスクがほぼゼロだけでなく、コンクリート構造物の生産性、デザイン性、環境配慮性も高めることで、建築物から社会インフラにわたる建設産業、社会全体の持続可能性に貢献する。また、一般的なコンクリートに使用される材料で製造できるため、新たに特別な設備や材料を必要としない。

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