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感染症検査システムを共同開発
デンカが台湾PB社と基本合意

三友新聞 2018年2月1日号 より]

デンカ(山本学社長)は、台湾の戦略パートナーであるPlexBio社(PB社)と、感染症分野での大きな課題の一つである、病原体微生物同定・薬剤耐性遺伝子検査の迅速化を実現するシステムの開発を共同で行うことで基本合意した。

共同開発は、敗血症等の感染症患者の早期の病態改善や死亡率の低下、抗菌薬の適性使用による薬剤耐性菌対策に資する画期的な製品の提供を目的としている。基本合意の概要は、病原体微生物同定・薬剤耐性遺伝子検査について、検査時間を大幅に短縮し、かつ操作が簡便な製品開発を目指し、デンカグループは検査試薬、PB社は測定機器を開発するというもの。上市時期の目標は2022年度、目標売上規模は20億円~30億円。

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