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三井百科

流氷をガリガリ砕いて進む「ガリンコ号」

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ガリンコ号Ⅱ

北海道紋別市の冬の観光に欠かせない存在といえば、オホーツク海の流氷と砕氷船「ガリンコ号」。「流氷とガリンコ号」として北海道遺産にも登録されており、夏季シーズンには遊覧船や遊漁船としても活躍している。

このガリンコ号、現在は2代目「ガリンコ号Ⅱ」が観光客を乗せて流氷の海を航行しているが、昭和62年(1987)から平成8年(1996)まで活躍した初代ガリンコ号は、元は昭和56年(1981)に三井造船がアラスカ油田開発のために建造した実験船「おほーつく」だった。実験の終了後、観光船として改造され世界初の流氷砕氷観光船となり、引退までに延べ8万人が流氷の海を楽しんだ。船体は現在、ガリンコ号乗り場の付近に展示されている。

より観光向きの船として建造・就航した2代目も三井造船製。船体が大きくなり定員数も増え、冷暖房や売店なども備えている。ガリンコ号は、船首を流氷に乗り上げて、回転するスクリューを船の重さで押付けて氷を割っていく。このスクリューは、ネジを回すと食い込んでいくアルキメディスの原理を利用していることからアルキメディアンスクリューと呼ばれている。船首室からは氷を豪快に砕く様子を間近で鑑賞することができる。

乗船は完全予約制。予約状況や連絡先などはオホーツク・ガリンコタワーのWebサイトに掲載されている。例年、1月下旬から3月末までの運航。流氷シーズンにはオオワシ、オジロワシ、アザラシなど野生動物を見られるチャンスもあるという。

(2015年12月4日更新)