活動レポート

宮崎で三井GG野球教室を開催
中畑氏などが講師、地域の指導者109名が参加

2025.9.25

三井広報委員会は、三井ゴールデン・グラブ(GG)賞受賞経験者による少年野球指導者を対象とした「三井ゴールデン・グラブ野球教室 宮崎教室」を、はんぴドーム(宮崎市生目の杜運動公園内)で9月14日に開催した。地域の指導者など109名が参加し、守備の名手から基本や指導法を学んだ。

講師は西崎幸広氏(投手、日ハムOB)、里崎智也氏(捕手、ロッテOB)、中畑清氏(内野手、巨人OB)、柴原洋氏(外野手、ソフトバンクOB)と、吉田直人トレーナーの5名。開講式では講師を代表して中畑氏が「最近は情熱を持った指導者が少ない。指導者によって子供の人生が変わってくる、くらいの覚悟を持って指導してほしい」と参加者を激励した。

教室は吉田氏による「傷害予防」をテーマとする講習会とストレッチからスタート。西崎氏は基本となるキャッチボールに加え、腕の上げ方やステップなど投手のポイントを解説。里崎氏は軽妙な語りの中にも説得力を持たせた指導で、参加者が頷く姿も見られた。

今回が初参加の中畑氏は、巨人時代に一塁手で7年連続受賞した名手。自身の経験を踏まえ「グラブを下から出すことを覚えて守備が上手くなった」と、練習方法のポイントを伝授した。紫原氏は現役さながらの軽快な動きで手本を示し、野球未経験者にもわかりやすく基本を伝えた。

投内連携などの守備総合講習では西崎氏を中心とした講師陣の下、参加者に実際の動きを体験させながら守備指導のレベルアップを図った。

ほかに打撃・走塁についても講習を行い、参加者からは「プロの技術を学べる貴重な機会。またやってほしい」という声も聞かれた。

中畑氏の指導

里崎氏の指導

全体講習は体験型で実施された