活動レポート

大阪で過去と現在の万博学ぶ研修会
万博記念公園や出展中の三井系ブースを見学

2025.8.28

三井広報委員会は、2025年度第1回研修会を8月21~22日に開催した。大阪・関西万博で「未来の都市」館に出展している商船三井とIHIのブースや住友館を視察したほか、三井物産フォーサイト(立石善信社長)が管理運営に参画している万博記念公園を訪問し、各社の事業に理解を深めた。

今回の研修会には会員会社から21社29名が参加した。初日は1970年に開催された大阪万博の跡地に整備された万博記念公園を訪問し、施設管理を担う三井物産フォーサイトから、延べ6,422万人が来場した70年万博の知識に加え、府から指定管理業務を委託されている万博記念公園マネジメントパートナーズの事業について説明を受けた。

22日には夢洲で開催中の大阪・関西万博へ。三井系では商船三井とIHIが「未来の都市」パビリオンに出展しており、商船三井は洋上風でグリーン水素を創り、貯め、運ぶ次世代船「ウインドハンター」の大型模型を中心に展示。IHIはキューブ型のブースで、地球と生命の源である水の循環と、クリーンエネルギーの循環が続く未来をテーマとした没入型映像体験を提供しており、参加者は両社の展示を通じて事業への理解を深めた。

万博会場ではほかに「森」をテーマにした住友館を視察したほか、一部の参加者は三井ゴールデン匠賞の後援団体である伝統的工芸品産業振興協会主催の「KOUGEI EXPO」にも足を運んだ。

大阪・関西万博会場での商船三井ブース、「ウインドハンター」の大型模型

大阪・関西万博会場でのIHIブース、クリーンエネルギーの循環が続く未来をテーマとした没入型映像体験